今野ひろ子
織物と子どもの世界展

母の影響もあり山野草の名前や由来について豊富な知識を持ち、自然を深く愛する気持ちを育んだ。

東京の音楽学校を経て、仙台の幼稚園に勤務。その幼稚園には児童養護施設から通う子どもが居て、当時大学院生の夫は、その養護施設に非常勤嘱託として勤務していて、昭和49年5月に結婚(夫から妻へ: ありのまま、すべて をずっと愛していきたい)。

長男誕生後に福井市へ移る。昭和55年9月末に秋田市へ。子育てや仙台に住む夫の両親の看病など、苦労を重ねたが、何事にも精一杯、心を込めて、辛抱強く、笑顔で取り組んだ。海・山・雑木林・野原・川・田んぼ・空・星･･･自然との沢山の出 会い・ふれ合いへの導きを夫は深く感謝している。

子どもたちが家を巣立ち、夫の両親が他界してからの数年は保育園・障害者施設・特別支援学校・児童館・地域での障害者余暇活動・親子読書会・子育て支援事業など、いろんな場所や機会において、絵本・わらべうた・手作りおもちゃ・さを り織りを通して、秋田県内外の多くの人と親交を深めた。